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むちうち

ご存知のとおり自律神経は「交感神経」と「副交感神経」からなっています。

普段はヤジロベーのように「交感神経」と「副交感神経」のバランスは保たれ安定しているのですが、ストレスや不安、痛みを感じると自律神経は 交感神経 > 副交感神経 の状態となり、「交感神経」が優位となります。その結果、血管が収縮し脈拍が速くなり、血流の悪化をまねきます。
この状態が続いてしまうと症状が悪化したり、他の症状が発生してしまうなどの悪循環を引き起こします

痛みがひどいときは首を安静にすることで症状が軽減する場合がありますので、早期に頚椎カラーなどで頚部を固定することが重要です。

このような症状に対して、興奮した「交感神経」を落ち着かせ、「副交感神経」を優位の状態にして症状を緩和・改善していく治療法があります。「星状神経節近傍照射(SGL)」といわれるもので、従来の「星状神経節ブロック(SGB)」と比べて安全で副作用がほとんどないのが特徴です。

SGLは首のノド付近にある「星状神経節」に近赤外線をあてることで、「交感神経」の興奮を鎮めて、「副交感神経」を優位の状態にします。
その結果、自律神経が乱れたことでおこる痛みや症状を緩和します

症状の程度や個人差によって、1回で症状が緩和したと感じられる方もいらっしゃいますが、5回~10回程治療すると効果的ですので継続することが大切です。

当院では交通事故での怪我や負傷は「むちうち損傷」に関わらず、早期回復し社会復帰して元通りの生活ができるようにあらゆる治療法を検討して施術します。
必要に応じて整形外科やペインクリニックなどの医療機関への受診も併用してすすめる場合もあります。
交通事故の怪我や負傷で治療方法などお困りのことがありましたら当院へご相談ください。